プログラミング

ニートを辞めてエンジニアとして働いて1年が経ちました。

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こんにちは。

すごく久しぶりに投稿します。

 

今は2019年7月末です。

エンジニアとして働き始めたのが2018年6月です。

気づいたら、エンジニアになってあっという間に一年が経っていました。

一年前からは全然想像できなかった生活を毎日送っています。

 

今回ここにわざわざ書いておくのは、

「ああ、あの時はこんなこと考えてたんだなあ」と数年後の自分が読み返せるようにしたいのと、

ニートからでもエンジニアになって元気に働けるよというのを、一年前の自分と同じ状況の人に知ってもらいたいからです。

(ただ比較的長くなりそうですし、中身も特にないです。ごめんなさい。)

 

多分これを読んでいる人で、私のことを知っている人などほぼ皆無だと思うのでまず自己紹介をします。

私はエンジニアとして働き始める前は京都でニートをしていました。

 

ちなみに実家ではなく、一人暮らしニートです。

一人暮らしニートは精神衛生上あまりよろしくないので、ニートをするなら家族と生活する方がおすすめです。

もし一人暮らしニートするなら一日一回は外を散歩するべきです。

真昼間から公園に行って日光浴するのがおすすめです。

太陽の光を浴びていれば鬱になりにくいです。

近所の人の目は気にしたら負けです。

ちなみによく公園で会うおじさんとかには挨拶すると話し相手になってもらえるのでそれもおすすめです。

 

またニートにとって、最も怖いのが学生時代の友人からの「最近どう?仕事忙しい?」などのLINEです。

でもそんなLINEがきたら恥ずかしがらずに「今ニートしてるよ!」って返事するのがおすすめです。

そう返事すると「お、なんか面白そうだな」と思われるのか、大抵ご飯に誘ってもらえます。

 

と、ニート時代に学んだことはまだまだ山ほどありますが、それをここで書いても仕方ないので、ちゃんとプログラミングのことを書いていきます。

 

 

私がニートをしたのは2017年の8月頃から2018年の5月末までの約10ヶ月。

一度起業をして失敗し、ニートになりました。

 

ニート期間、ひたすらプログラミングをしていました。

起きてる時間のほとんどはプログラミングをしていました。

一人でWebサービスを作って公開しては誰にも使ってもらえず閉鎖し、次こそは誰かに使ってもらえるぞ、これはバズるぞ、と公開しては誰にも使ってもらえず閉鎖する、、というのが続いていました。

「誰かに継続的に使ってもらえるサービスを作るのがどれだけ難しいか」を強く実感した10ヶ月でした。

またそれと同時に、「色んな人に使ってもらえるサービスの開発に携わりたい」という思いも強くなりました。

 

そんなこんなで10ヶ月ニートをし、東京に出てきてエンジニアとして働き始めたのが今から約一年前の2018年6月です。

色々悩みましたが、"当時"は色々なサービスを作って技術力をあげれたらいいなと思っていたので、受託の会社で働くことを決めました。

 

「自由」を謳っている会社で、確かに多くのことが自由でした。

働く時間は自由ですし、当たり前かもしれませんが服装も自由です。

ニートをしていた私にとって、朝起きれなくても問題ないというのは非常にありがたかったです。笑

ただ、生活リズムは荒れに荒れ、朝5時ごろまで会社で仕事をしてそのまま会社で寝て、次の日は12時ごろ起きてそのまま仕事をするみたいなこともありました。

「自由」ではあるけれど、かなり忙しく働きました。

家でも働き、休みの日も働き、ニートをしていた人間とは思えないぐらい仕事人間になっていたと思います。

そのような環境はもちろん辛くもありましたが、でもやっぱりプログラミングをすることが大好きですし、基本的には案件を一人で持つのでやりがいがありました。

入社当初から一人で案件を任せてもらったりして、死ぬほど働いて、エンジニア一年目としてはかなりいい経験ができたと思います。

(ただしこれが本当にいいのかどうなのかは分かりません。私はプログラミングが大好きで、また運よくクライアントにも恵まれていましたし、さらにニートでずっと心と身体の充電をしていたぶんどうにかなりましたが、働き詰めだと心や身体を病んでしまう可能性もあるので、もっと「人間らしい」生活のできる場所でエンジニア生活を始めた方がいいかもしれません。)

 

また同じ日に同じ会社に入った人がいて、その人の存在が自分の成長にかなり繋がりました。

その人は年齢も私と同じで、かつニート歴10ヶ月というのも一緒でした。

非常に頭が良く、飲み込みも早く、かつマネジメント力も高く、そして人としても魅力的です。

そんな彼と同期として会社に入れたのはラッキーでした。

彼に負けまいと頑張ったのが、エンジニアとしての成長に繋がったと思いますし、会社を辞めた今でも彼にはすごく刺激をもらっています。

(会社を辞めた話はこの後書きます。)

 

また、彼以外にもその会社で働く従業員のメンバーはすごく魅力的で、そういう環境だったので死ぬほど忙しくても頑張って働けました。

ただ、私が会社に入った当時にいたメンバーは、同期の彼を除くと全員会社を辞めています。

色々な要因はあると思いますが、未経験からエンジニアになる人は、その会社で働いている人がどれぐらいの期間働いているのか、またもし期間が短いのであれば、そうなっている理由は何故なのかをしっかり知ってから会社に入った方がいいと思います。

・死ぬほど忙しいのに将来が見えないから

・変な人がいるから

といったよくない理由も有りえますし、逆に

・その会社にいた人はどんどん起業するから

・エンジニアとしての成長を求めて、ポジティブな意味で次のステップに行った人が多い

といった理由もあるかと思います。

離職率が高いからと言って必ずしも悪い会社であるとは限らないですが、それなりに理由はあると思うのでそこはちゃんと探った方がいいと思います。笑

もちろん逆もまた然りです。

 

私が入社した当時にいたメンバーはみんな辞めてしまいましたが、私の後に入ってきたメンバーもみんなすごくいい人で優秀で、それは本当にラッキーでした。

エンジニアとしても刺激をもらえましたし、いち人間としてもいろんな刺激をもらえました。

 

好きな人たちと働けるというのは本当に幸せなことだと個人的には思います。

会社が何をやっているのか、どんなサービスを作っているのか、理念は何なのかもすごく大事ですが、それと同じぐらいそこで働いている「人」も大事だと思います。

 

そんな好きな人たちが集まるオフィスでエンジニア生活を送っていたのですが、2019年の7月に転職しました。

理由は色々ありますが、一番大きかったのは「好きなプロダクト」ができたからです。

その好きなプロダクトの開発だけをしたいし、その好きなプロダクトの開発だけをしていても評価される環境で働きたい、そしてその好きなプロダクトの会社の魅力的なCEOのそばで働きたいと思ったので転職を決めました。

それがクリプトスペルズというブロックチェーンを使ったゲームです。

 

受託会社にいていくつかのプロジェクトを担当しましたが、そのうちの1つがクリプトスペルズでした。

今までゲームの開発なんてしたことがありませんでしたが、とにかく必死で開発を進めました。

寿命が短くなったんじゃないかというぐらい、体力と気力を使って開発しました。ニートで充電してて本当によかった。笑

インフラ周りもがっつり触れて、そういう意味でも本当にいい経験となりました。

 

ただ、私の所属していた会社は受託会社であり、受託会社からすると同時にもっと色んな案件を担当して欲しいと思うのが普通です。(他の受託会社を知らないのではっきりとしたことは言えませんが、、)

そんな中、クリプトスペルズのみの開発をしているのはあまりいい顔をされず(と自分自身はかなり感じ)、複数の案件を捌ける人がやはり評価されます。(もちろんこれは当然のことだと思います。)

また、自分が1つの案件のみにロックされている状態であるがゆえに、他のメンバーが複数の案件に忙殺される姿を見て非常に申し訳なく思いました。私が抜けて、複数の案件を同時に捌ける人が入社すべきではないのか。

 

他にも書けること書けないこと様々な理由はありますが、そんなこんなで転職しました。

 

「未経験から1年で辞めるなんてなんて恩知らずなんだ。給料泥棒。裏切り者。」

 

そういう声があるのはもっともだと思いますし、自分としてもお世話になった会社を辞めるのは非常に辛かったです。

また自分自身非常に自分勝手な、自分本位な決断をしたと思います。

 

ただ、エンジニアとして働き始めた初月から案件を担当してきて、会社にとって赤字になったことはなく(小さな会社なので社員が売り上げ等もほとんど把握しています)、

また会社の採用ページには「いつ独立しても死なないような技術をつけてもらいたいし、弊社も独立しても稼げるような人と仕事したい」ということが書かれていて、そこを魅力的に思って私はその会社に入社しました。

もちろんだからと言って自分の判断は自分勝手な判断であることには間違いありません。

多分色々な人に叩かれるんだろうな、、、と思いながら、それでも転職をしたいという思いが抑えられずに転職をしました。

 

転職をしたのが7月で、既に一ヶ月が経ちました。

前の会社のメンバーがいないのは寂しいですが、それでも新しい会社には新しい魅力的な人がいて、毎日楽しく働いています。

そこで働くメンバーみんながそのプロダクトのことを好きで、心の底から好きで、休憩時間にも自分たちで作ったゲームをしています。(もちろんデバックするためでもありますが。笑)

周りのメンバーも同じプロダクトにこれだけ情熱を注いでいて、ああだこうだ言いながら開発ができる環境は"今の"私には非常に居心地がいいです。

"今の"という風に書いたのは、きっと一年前の自分だったらそうは思わなかったと思うからです。

一年前の"今"は、とにかくエンジニアとして成長したいという思いが第一でした。

そういう意味で受託企業で働けたのは非常によかったです。

(もちろん自社サービスを開発している会社でも成長はできます。 自分にとって受託がよかったと思うのは色んな案件に関われたからです。あと死ぬほど働けたからです!笑)

 

でも今の自分は好きなプロダクトだけの開発をしたいという思いが第一にあります。

もちろんエンジニアとしてはもっと成長しないといけないですし、エンジニアとして働く以上技術力をもっともっと高めたいです。

ブロックチェーンを使う会社で働いている以上、ブロックチェーン周りのこともちゃんとした意味で身につけなくてはいけません。

「おまけの」「名ばかりの」ですがCTOという肩書きもついたので余計にブロックチェーン周りのことを把握しておく必要があります。(もちろんブロックチェーンだけではないですが。)

CTOという肩書きをもらったことでいい意味でプレッシャーがあります。

このプレッシャーをいい方向に向けて、エンジニアとしてもっともっと成長できるように今後もプログラミングを続けていきます。

また、この一年仕事ばかりしていましたが、それと同時に技術書も結構読んでいて、本当にプログラミング漬けの日々を送ってきました。

どちらかというとより実装に近い部分のものを多く読んできましたが、これからはもっとコンピュータサイエンス寄りの勉強を多くしていくつもりです。

一年(ニートも含めると約2年)ずっとプログラミングしていると、コードを書く力、実装する力は嫌でも徐々についてきます。(もちろん諸先輩方に比べるとまだ虫けらのような技術力ですが。)

こんな機能欲しいなと言われた時に、だいたいこう実装したらできそうだな、これぐらいの期間でできそうだなというのは想像できるようになりましたが、所詮表面的なことだけで、ニート時代とエンジニア一年目で身につけた「ボロボロの剣」で戦っている状態です。

普段の仕事ではどうにかその「ボロボロの剣」で戦っていけるのですが、今後のことも考えるとそろそろ剣を磨く必要がある気がしています。

もっと深いレベルの知識が欲しいですし、それは単純に仕事のためだけではなく興味もあります。

普段何気なくLinuxを触っているけど、それがどう動いているのかを私はあまり知りません。

この状態が正直怖いですし、何か気持ち悪さすら感じます。

 

今までは時間もなかったですし、とにかく設計からインフラ・バックエンド・フロントエンドの実装を全て自分一人でこなせるようになることを最優先にしていたので、深い部分には足を突っ込んできませんでした。というか突っ込めませんでした。

 

でもエンジニア2年目になる今なら、もっと深い部分に足を突っ込める気がしますし、足を突っ込まなくてはいけないと感じています。

学生時代からバリバリプログラミングやってきた人に比べると、自分のスタートはかなり遅いです。

でもやっぱり負けたくないです。

エンジニアとしてちゃんと一人前だよ、って胸を張れるようになりたいです。

ニートしてたけど一人前のエンジニアになれました、って言いたいです。

そのためにはまだまだ学ぶべきことがいっぱいあります。

なのでエンジニア2年目も頑張ります! 雑なまとめかたですみません。笑

 

それとは全く別ですが、個人開発が長い期間ストップしています。

遊びでUnity触ってみたり、途中までサービスを開発したり、ということはしてましたが、ニート辞めてから個人開発でリリースまで漕ぎ着けたものは1つもありません。

もともと何かを作るのが好きでプログラミングを始めて、実際にニート時代には色々公開していたのに、エンジニアになってからそれができていないというのはちょっとした皮肉です。

時間がないという言い訳をし続けてるのもダサいので、2年目は個人開発も進めます。そしてちゃんとリリースします。

忙しくなりすぎると現実逃避で小説を書いたり、絵を描いたりしてますが、その時間を今年は極力削ります。

 

とはいえ、まずは「クリプトスペルズ」という今の会社の主力ゲームの開発を第一にして、ユーザーに「面白い!」って思い続けてもらえる、「やっぱりクリスペはいいね!」ってやり続けてもらえる、そんなゲームを開発していきたいです。

 

ちなみにゲームを開発していると、ユーザーの声がダイレクトに届きます。

ツイッターでは多くのユーザーが意見をくれますし、実際にオフィスに遊びにきてくれたユーザーの方もいます。

実際に自分の携わっているプロダクトが、誰かに使われている、しかも面白いって言ってもらえるのは純粋に嬉しいです。

頑張って作って本当によかったなって思えます。(まだまだ改良中ですが。)

 

逆に、厳しい意見ももらいます。

厳しいけど的を得た意見、すごく考察された意見だと、ものすごくためになります。非常にありがたいです。

 

でも時々「クリプトスペルズ、ゴミ」みたいな意見ももらいます。

メンタル劇弱人間なのでめちゃくちゃヘコみます。笑

本当に心がえぐられます。笑

実際には「笑」なんてつけられる心の状態ではなく、「泣鼻水垂流鬱」状態です。

何をするにもメンタルって大事だなと日々感じています。

 

 

色々書きましたが、とにかくエンジニアになったことで、ニートをしていた時には想像もつかなかった一年を過ごしました。

 

、、、でもやっぱりニートは素晴らしい。

今ニートしている人は今の生活を謳歌すべきです!笑

自分の好きなことが好きな時に好きなだけできる環境はやっぱり素晴らしいです。

ちなみに好きなことも何もないし、暇をしているのであればプログラミングがおすすめです。笑

ニート歴があっても、技術力さえあれば何も言われませんし、朝起きれなくても大丈夫という会社も結構あります。(もちろん私が働いていた会社のように忙しい会社も多いと思いますが。)

(プログラミングをやたらと勧めてくる変な広告みたいでごめんなさい。)

 

もしちょっとプログラミング始めてみようかなと思ったら、「Progate」で検索してみてください。

(ちなみに私はProgateの回し者ではありませんし、全くの部外者です。笑 でもProgateは初めてプログラミングを学ぶ人にはいい取っ掛かりとなると思います。私自身ニート初期時代はProgateやりました。)

 

あと、もし時間があるのであれば「クリプトスペルズ」というブロックチェーンカードゲームもやってみてください!(こちらは思いっきり関係者ですし宣伝です。笑)

 

 

なにか色々と長くだらだらと書いてしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。

特に中身も何もない、今思っていることをただ垂れ流しただけの文章になってしまいました。

不快に思う部分もあったと思います。ごめんなさい。

 

 

ニートをしていた人間でも、とりあえず怒涛のようなエンジニア一年目を無事乗り越えられ、2年目は新たな挑戦(?)をスタートしています、という報告でした。

(どうでもいいですが、「じゅんさん」と呼ばれるのがどこかこそばゆくて、最近ツイッター(@BoNingennnN)の名前を「じゅん」から本名の「じゅんや」に変えました。知らない人だと思ってブロックしないでもらえると助かります!笑)

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