京都のおすすめのホタルスポットと、蛍を見ることができる時期を紹介します!
夏の風物詩といえば蛍(ホタル)ですね。
近年環境破壊などにより、日本国内で蛍の見れる場所は少なくなってきています。
しかし、京都では未だに色々な場所で蛍(ホタル)を見ることができます。
今回はそんなおすすめの京都のホタルスポットをいくつか紹介します。
おすすめの場所と、蛍の見ることができる時期を紹介していきます。
1、下鴨神社でホタル鑑賞
世界遺産でもある下鴨神社は、ホタルの見ることができるおすすめのスポットの一つでもあります。
糺の森という、下鴨神社の敷地内の森には、綺麗な小川が流れており、そこでホタルを鑑賞することができます。
また、6月のはじめには下鴨神社で蛍火の茶会が開かれます。
ちなみに2017年は6月10日(土曜日)に蛍火の茶会は開かれます。
蛍火の茶会では、なんと500匹〜600匹ほどのホタルが一斉に放流されます。
その様は非常に美しいです。
もともと下鴨神社の糺の森は、ホタルにとって住みやすい環境です。
その上でさらに500匹以上のホタルを放流するので、ホタル鑑賞にはもってこいの場所と言えます!
時期は、6月初旬から中旬ごろまで見ることができます。
おすすめなのは蛍火の茶会の直後です。
時間はホタルの活動が活発になる夜の8時から9時ごろがおすすめです。
アクセスですが、電車で行く場合は京阪の出町柳駅から徒歩で行けます。
だいたい徒歩15分ぐらいです。
2、哲学の道でホタル鑑賞+ホタル撮影
哲学の道も、ホタルが見られるスポットとして有名です。
哲学の道は、京都大学の東側、銀閣寺の近くにあります。
桜の名所としても非常に有名な場所です。
哲学の道は、琵琶湖疏水に沿った道のことで、距離にすると約2キロほどあります。
具体的な場所は下の地図を参考にしてください。
哲学の道のホタルを見る際のおすすめの時期は5月の終わり頃から6月の中旬です。
また、哲学の道の2キロ全てにわたってホタルが見れる訳ではないので注意してください。
銀閣寺側から南に向かっていくコースがおすすめです。
どこでホタルが見られるかは、毎年違いますし、日によって違います。
しっかりと目を凝らしてホタルを探してみてください。
蛍火の茶会など、ホタルを鑑賞する会では基本的には写真撮影がNGですが、哲学の道は一般の道路に過ぎないので写真撮影はOKです。
ホタルの写真を撮りたい人におすすめのスポットです!
時間は他の場所と同じく、ホタルの動きが活発な夜8時から9時ごろがおすすめです。
アクセスは電車で行くのは少し厳しいので、バスをご利用ください。
京都の市バスの100系統に乗って、銀閣道で下車すれば、そこから歩いて5分もせずに哲学の道に到着します。
3、上賀茂神社で蛍鑑賞
世界遺産である上賀茂神社でも、蛍を見ることができます。
下鴨神社同様、上賀茂神社の環境もホタルが好む環境です。
自然豊かで、綺麗な小川が流れています。
上賀茂神社内を流れる御手洗川や、その御手洗川が神社の外に流れ出した明神川沿いで蛍を見ることができます。
おすすめの時期としては6月の上旬ごろです。
アクセスは少し不便です。
電車の最寄駅である地下鉄の北山駅や北大路駅からは約2キロの距離にあります。
バスで行かれる方は、4系統の上賀茂神社前で降りて下さい。
そこから徒歩1分で着きます。
4、宝ヶ池近辺の椿の道でホタルの鮮やかな光を鑑賞
宝ヶ池は紅葉のスポットの一つです。
以前は宝ヶ池でもホタルが多く見られたのですが、近年は減ってきています。
しかし、宝ヶ池からほど近い椿の道では未だに鮮やかなホタルの光を鑑賞することができるらしいです。
場所はこの地図の目印の、川沿いの細い道です。
時期としては6月の中旬が見頃のようです。
アクセスは、地下鉄の国際会館駅から徒歩数分です。
5、貴船で優雅にホタル観賞
最後に紹介するのが貴船です。
貴船も紅葉の季節はものすごい数の人で溢れかえる、紅葉スポットとして有名です。
そんな紅葉スポットである貴船ですが、意外にも蛍のよく見える場所でもあります。
貴船川沿いに蛍が多く生息しているのですが、その中でも特に多いのが蛍岩という岩の近くです。
名前からしてホタルがいっぱいいそうですよね笑
叡山電車の貴船口から徒歩5分ぐらいの場所にあります。
下の地図を参考にしてください。
見頃は6月の下旬から7月の上旬ごろです。
時間は8時から9時がおすすめです。
京都市内の他のホタルの見れる場所に比べて、時期的に少し遅いのが特長です。
アクセスは、叡山電車の貴船口駅から徒歩で5分です。
また、蛍岩から北に15分ぐらい歩くと貴船神社もあります。
蛍岩から貴船神社までの道沿いにもちょくちょく蛍はいます。
まとめて観光するのがおすすめです。